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ユッカ・エスコラ・オルケスタ・ボッサ インタビュー
Q. 今回のボサノヴァプロジェクトに関して。
A. 私は古いボサノヴァ・アルバム(主に60′Sおよび同時期にリンクしたアメリカのジャズミュージシャン残したヴィンテージ音源)をずっと愛聴しています。
私の演奏するトランペットでのプレイは主にジャズやジャズサンバに影響されていますがブラジル音楽に関してはエキスパートではありませんでした。
このプロジェクトは実際異なるプロジェクトから始まりました。
弦楽重奏を含むビッグバンドとのコンサートをヘルシンキのコンサート用にアレンジを加えリハーサルなどをしていたのですがこの編成で得た体験はジャズの熱気よりももっとクール(*ジャズでいうところの”クール”よりも”穏やかな”といった語感)というなイメージが湧いてきたのです。そうしてその体験をボサノヴァ・プロジェクトに向けて動かしたらどうなるか?というアイディアが浮かんできたのです。私が中心となる2管楽器+リズムセクション(ドラム、ベースおよびギター)を加え伝統的なボサノヴァを実践しつつも少しポップ•フィールドにタッチしながらアレンジをしました。フィンランドの伝説的アレンジャーであるルシ・ランペラ氏も共感してくれて共同作業も行いました。また私たちはブラジル音楽の要が歌であるということを理解していたのでマナーに沿った沢山の歌もののトラックを用意したり有意義な創作活動が出来たのです。
それが非常に刺激的になり、さらには一歩進めてプロジェクトをレコーディングすることを思いついたのです。彼は直ちにプロデューサーとしてプロジェクトに参加して欲しいと考えドラマー/プロデューサーである元T.F.C.Q.のメンバー、テッポ・マキネンに連絡を取った所、彼も無類のボサノヴァ・ファンであることからスムーズにプロジェクトのスタートを切る事ができました。さらには以前から日本で親交の深い友人であるDJ須永辰緒氏と連絡を取り、アイディアを出し合いまずは日本でのリリースという形の構想も出来上がりました。
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- 2013-04-22
ユッカ・エスコラ・オルケスタ・ボッサ/Jukka Eskola Orquesta Bossa produce by Jukka Eskola,Teppo Makinen,Tatsuo Sunaga
北欧フィンランド=日本の奇跡のコラボレーション。日本だけのイクスクルーシヴなリリース作品が登場。ex.ザ•ファイヴ・コーナーズ•クインテット、ユッカ•エスコラ(tp)とテッポ・マキネン(d)によるボサノヴァ・プロジェクト。共同プロデューサーに須永辰緒。女性ボーカルには日本からchihiRo(ジルデコイ・アソシエーション)ボサノヴァの新星ミューズKeissy Costaが参加。弦楽器カルテットが加わったそのサウンドはすべてが凛として美しくて、そして優しい。ボサノヴァの黎明期の名曲、A.C.ジョビン『喧嘩にさようなら』他1曲以外は全てオリジナル・ソングのジャズ・サンバ集となっており、リアルなジャズファンも納得の内容
『ユッカ•エスコラ・オルケスタ・ボッサ/Jukka Eskola Orquesta Bossa』produce by Jukka Eskola,Teppo Makinen,Tatsuo Sunaga
1.Bolly beat ボリー・ビート
2.And the days oassed by アンド・ザ・デイズ・パッセド・バイ
3.Tensions テンションズ
4.Chester le Street チェスター・ル・ストリート
5.Martha’s Moment マーサ’ズ・モーメント
6.From the Hot Noon フロム・ザ・ホット・アフタヌーン
7.Wien ウイーン(feat.chihiRo)
8.Aiam Square シャム・スクゥエア
9.Ricy-Tick リッキー・ティック
10.Brigas Nuca Mais 喧嘩にさようなら(feat.Keissy Costa)
All music by JUKKA ESKOLA & TEPPO MAKYNEN
exept: From The Hot Noon by MILTON NASCIMENTO :Wien by VILLE LEINONEN(和訳詞=chihiRo) :Brogas Nuca Mais by A.C.JOBIM
Jukka Eskola Orquesta Bossa
Produced by Teppo Makynen | Exective Producer Jukka Eskola | Exective Producer Tatsuo Sunaga
Musicians:Jukka Eskola (tp,fh) , Petri Puolitaival (as,fl,af,bf) , Peter Engberg (g) , Ville Herrala (b) , Jaska Lukkarinen (d)
PROTON STRINGS QUARTET Ilkka Lehtonen (Violin) , Teppo Ali-mattila (Violin) , Maarit Holkko (Viola) , Veli-matti Iljin (Cello)
&Teppo Makynen (p,per) , Abdissa Assefa (per)
chihiRo(Vo) , Keissy Costa(Vo)
定価 2.500円(税抜き価格 2,381円)
ZS-003 R-1 150044JV (JASRAC)
- 2013-04-22
宇都宮 夜ジャズ”JAZZIN’ BASE” Vol.25 「レコードコンサート」
Jazzin’ base -UTUNOMIYA- 「須永辰緒のレコードコンサート4」produced by Tatsuo Sunaga
JAZZIN’ BASE主宰:須永辰緒が三たび「レコードコンサート」で登場。たぶんこの場所でしか聴けないアナログジャズレコードを厳選されたカートリッジと針で、トークを交えながらプレイ。これはかつてジャズ喫茶のコンテンツでもあったお楽しみ会の21世紀版です。ぜひアナログのジャズの魅力に浸って下さい。
今回もご存知!世界に誇る最強レコードショップ福島Little Birdの店主にして雑誌にも多数登場する屈指のコレクター、Marcyをフックアップ。都内有名クラブでもMUROをはじめ著名DJからのゲストリクエストが堪えない敏腕DJだからこそ、現場感覚に富んだグルーヴィーな音源を沢山知っているわけです。さらにはコレクター垂涎の、たぶん一生かかっても出会う事がないであろう超レア盤や有名レーベルオリジナル盤など携えて宇都宮に投下します。披露されたレコードはそのまま即売も可能。解説も交えながらの「出張試聴即売会」ロマン溢れるジャズアナログの世界をどうぞ!
- 2013-04-07
宇都宮 夜ジャズ”JAZZIN’ BASE” Vol.24 LIVE:Blu-Swing
Jazzin’ base -UTUNOMIYA- produced by Tatsuo Sunaga
宇都宮の夜ジャズ”JAZZIN’BASE”のエース的存在のジャズ・コンボ、Blu-Swingが再々登場!クールでスタイリッシュなサウンドは幅広い層からの支持を拡げており都内でのワンマンライブも大盛況を記録している。アルバムの世界観そのままのライブは必見。紅一点ボーカルのyu-riやメンバー達各々は活動の場を外に広げ、ジャズ作品にも度々参加。クレジットにその名前を見かけるケースも多く、そこで培ったスキルをホームであるBlu-Swingの音楽的素養に加えさらにスケールアップしたバンドへと変貌している。BLUE NOTEでお馴染みの、トーンを落とした陰影を持ったジャケットを数々制作したデザイナー、リード•マイルスの作品のような”アズール”なサウンドスケープをどうぞ体験して下さい
- 2013-02-26
須永辰緒&ニコラ・コンテのDJ決定(2.15 fri., 2.16 sat.):ニコラ・コンテ featuring ティル・ブレナー公演
【須永辰緒&ニコラ・コンテのDJ決定】
ニコラ・コンテ featuring ティル・ブレナー公演(2.13 wed.-2.16 sat.)で
2.15 fri. と2.16 sat. の2日間のみ、須永辰緒&ニコラ・コンテによるDJが決定!
二人が交互に選曲する “back to back” スタイルで、ライヴ前後のひとときを盛り上げます。
< DJ schedule >
2.15 fri.
[1st]5:30pm – 7:00pm [2nd]8:45pm – 9:30pm&ライブ終演後
2.16 sat.
[1st]3:45pm – 5:00pm [2nd]7:00pm – 8:00pm&ライブ終演後
- 2013-02-09
宇都宮 ”JAZZIN’ BASE” Vol.23 LIVE:Keissy Costa
Jazzin’ base -UTUNOMIYA- produced by Tatsuo Sunaga
超新星が登場しました。ケイスィー・コスタ。彼女はブラジル人を父に持つ日系ブラジル人。
私はミュージシャン間の噂を聞いて急遽舞台を新宿ブルックリンパーラー(BLUE NOTE TOKYOの系列店、毎週火曜日には海外/日本から著名DJがラウンジを担当する、東京屈指の人気カフェ)に設定し簡易ライブのコーナーを持ちました。
自分の耳で聞いてみたかったからです。ギターを片手にふらりと現れた彼女のブラジリアンサウンドは想像を超える「本物」の香りと技術を持っていました。この時点で既に日本のボサノヴァ・シンガーの最高峰に躍り出たといっても過言ではないと思います。かつて何人ものライブを観てきましたがこれだけの唄を歌えるシンガーはまず居なかったのではないでしょうか?今年のブライテスト・ホープは確実。ネイティヴなポルトガル語でバイーアをこよなく愛するそのリズム設定、エルメト・パスコールを彷彿させるテンション高めのフレーズは、穏やかで優しいボサノヴァをイメージする我々日本人には新鮮で驚き。とにかくこの衝撃を共有して下さい。
- 2013-01-29
宇都宮 ”JAZZIN’ BASE” Vol.22 LIVE:井手 麻理子
Jazzin’ base -UTUNOMIYA- produced by Tatsuo Sunaga
栃木のジャズ・サポーターのみなさんのおかげで、宇都宮の”夜ジャズ”JAZZIN BASE はついにVol.22を数えることになりました。
今年も毎月超良質なライブ企画を準備して行きます。どうぞよろしくお願い致します。さて今回、満を持して2度目の登場となる井手麻理子のライブが実現します。今回初めて解禁する新曲なども用意しているそうです。
エキサイティングでソウルフルな歌声を存分にご堪能下さい
- 2013-01-08